いにしえの時空を残す奥嵯峨の地で
四季折々を彩る寺院
こころ清らかにご参拝ください
妙祐久遠寺の縁起
当山は、総本山を京都・岩倉の「妙満寺」とする顕本法華宗の寺院です。 釈迦牟尼仏を「教主」、日蓮大聖人を「宗祖」、日什大正師を「開祖」とし、宗祖奠定の大曼荼羅御本尊のもと、「経巻相承・直授日蓮」を宗是としています。 開山は、慶長法難にて徳川家康に「耳削ぎ・鼻削ぎの刑」に処されながらも、不惜身命の精神で法華経弘通を貫いた常楽院日経上人。 本堂には、青銅製の物では日本最古とされる日蓮聖人像と、木造の日経上人像を安置し、その法燈を現在に伝えています。 また、境内には藤原定家が歌を詠む際に筆を洗ったと云われる湧き水「定家筆洗いの泉」があります。 ニホンザリガニやモリアオガエルなどの在来種も生息し、古来より変わらぬ姿が今も残されております。 拝観寺院では無いため、通常は無用の立入をお断りしておりますが、御本尊との仏縁を求める方や入信・墓地の相談等は住職までお気軽にお尋ねください。 入口に「朱印」の看板が出ている時のみ、不定期にて御朱印(御首題)をお授けしております。
妙祐久遠寺の歴史
遡ること約400年前。戦国の世から江戸時代へと変転する頃、常楽院日経上人により開山され、開基は境智院日秀上人と伝わっています。檀林は宏師法縁。
慶長年中、日経上人は京都に布教して庵を結びました。その後、慶長法難(幕府による法華宗団への弾圧)を経て、慶長14年8月(1608年)日経上人の高弟日秀が細川三河守政勝より東山所居の地を寄進され、一寺を建立ることとなり、当寺の始まりとされています。
大正5年(1916年)上行寺・妙祐寺・久遠寺が合併し「上行山 妙祐久遠寺」となり 京都市下京区高辻通烏丸東入に寺を構えましたが、第二次世界大戦中、強制疎開により境内地や客殿などを失い、再興の為に移転遷堂を決し、現在の右京区嵯峨二尊院門前に新たに寺を構え、現在に至っております。
御朱印
アクセス
◇ 交通のご案内 ◇
【電車をご利用の場合】
各地駅 → JR京都駅 → JR嵯峨嵐山駅北口
→ 徒歩約15分
【車をご利用の場合】
名神高速道路 京都南IC出口より 約35分
京都縦貫自動車道 沓掛IC出口より 約30分
【バスをご利用の場合】
市バス 28系統 91系統
嵯峨釈迦堂前下車 徒歩10分
妙祐久遠寺(みょうゆう くおんじ)
〒616-8425
京都市右京区嵯峨二尊院門前長神町16
☎ (075)861-0249
e-mail : kuwon.nagomi@gmail.com
墓地・納骨塔(永代供養塔)
小倉山麓 緑に囲まれ静寂な土地にある妙祐久遠寺。
本堂の裏手には、墓地ならびに納骨塔(永代供養塔)がございます。
木々に戯れる小鳥や春夏秋冬の風景を慈しんでいただけ、故人、ご家族様もお心穏やかに過していただける場所です。
ご相談、ご見学など詳しい内容は、詳細ページをご覧ください。
回向・諸祈願
妙祐久遠寺では、宗派を問わず回向・諸祈願の申込みを承ります。参列し回向・諸祈願のご希望の方、ご事情があり参列不可能な方まで、ご都合に合わせお受けしています。また、わからない事や回向・諸祈願の事でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。申し込み方法は、詳細ページをご覧ください。
年間行事
妙祐久遠寺の年間行事のご案内です。
宗派を問わず、ご参加をお待ちしております。
お手数をお掛けしますが、参加方法をご確認の上お申し込みください。
妙祐久遠寺の四季
妙祐久遠寺の看板犬【もみじ】です。
大人しい女の子。保護犬でしたが、ご縁あって妙祐久遠寺に来てくれました。時折ですが玄関にてお出迎えすることもあります。お見掛けしましたら、よろしくお願い致します。
🐾🐾🐾
妙祐久遠寺の公式アカウントです
行事や催事のお知らせは、Twitterでご確認ください。妙祐久遠寺の近況を発信していますので、よろしくお願いいたします。
寒の入りとなる「大寒」より寒修行にはいります。
当山では住職が大寒の日に団扇太子を打ち鳴らしながらお題目を唱えて周る寒中修行を奉行し、
檀信徒各家の家内安全や無病息災を祈ります。
年頭の行事「新春初講」の動画です。
一年の安寧を祈り、先祖供養、参拝者の祈祷をしております。
令和4年11月吉日
京都嶋原にある末廣屋の【葵太夫さん】がご来山くださり、奉納舞を舞ってくださいました。
その時の模様です。素晴らしい舞を是非ご視聴ください。